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2008年1月11日 (金)

お客さまを大切にしたい。

私たちは、大切なお客さまを家族のように接したい。

どんなにいいかげんな仕事をしている人も、
自分の大切な人や家族に、粗悪品や危険品と判っていて
売りつける人はいません。

私たちは、お客さまのことが大切なんです。
元気になって欲しいし、笑顔で楽しんで頂きたい。

それはある意味当たり前のことです。
しかし、それ以前の問題として、

お怪我をさせる訳にはいかないし、
変なものを口に入れて貰っては困るし、
強行軍が原因で体調を崩すような、無茶な旅を
提供したくはないのです。

私たちの会社の旅にリピーターが多いのは、
それを肌で感じて下さっている方が多いからだと思っています。

アンケートでも、お前らの旅は高いと言われてしまうのは
とても残念ですが、

何よりも、
旅行に参加された方が、戻って来られてから、

「この内容でこの値段かよ」

と言われるのなら、私たちの提供しているサービスに
大きな問題があると反省できるのですが、そうではなくて、

「こんな高い値段で、お前ら障害者の足元を見ているんだろ。」
と言われてしまうのは、とても悲しいことです。

安い旅を作ろうと思えば、私にも作れます。

大手の旅行代理店で企画を担当していた時には、
あらゆる手段やテクニックを駆使して、
他社に打ち勝つ為の企画を「作らされて」いました。

だから、安い旅を作れと言われれば作れます。
作り方は知っていますので。

でも、正直に言うと、それは「親や兄弟や、大切なお客さま」
にはとてもお勧めの出来ない内容です。

そして、そんな仕事が嫌で、私は「お客さまに嘘をつかない、
手作りの旅をひとつひとつ提供したい」と考えて独立しました。

お客さまが障害がある方かどうか、ではなく、
いいかげんなお客さまに心から勧められない旅を
造らなくて済むように、自分で会社を始めたのです。

●入り易い旅を作りたい

「高萩さんは、今のお金持ちだけを相手にする商売の仕方で、
それで満足なのですか。」と書かれたアンケートがありました。

私はお金持ち専門の旅を作っている積りなどありません。

上質な旅を追及すると、商品原価が高くなってしまうのです。


これがベストの現状だとは思っていません。

でも、私は自分にウソをついて、お客さまにウソをついたり、
言わなくてはならない本当のことを隠してまで、「安い商品」
を世に送り出すために、会社を設立したのではありません。

私も考え抜いています。
当社のスタッフも常にこの問題を考えてくれています。

真剣に考え抜いています。

では、どうすれば良いのだろう。と。

私たちは高額商品を売って、莫大な利益を上げている
訳ではありません。

利益最優先なら、他のやり方の方が儲かります。

一方、今の旅のスタイルが「限られた選択肢」であることも
承知しています。

なので、選択肢を増やしながら、会社を存続できる
「利益」を確保して行くために、

できることを常に考えながら仕事をしているつもりです。

同業他社の方は、

「あの会社、あんな面倒なことをよくやっているよなあ。」

と私たちの会社を失笑していると思います。

ベルテンポ、というより、私の考え方や商売の仕方に対して、
批判的な意見を寄せられる方は決して少なくありません。

私の個人的な資質や性格を非難されるのは構いませんが、
どうか、オピニオンを出される時には、評論家のように
単なる批判や攻撃をするのではなく、

対案を提示して欲しいのです。

私は自分が「絶対善」だなんて思っていませんし、
自己満足のために仕事をしている訳ではありません。

自己満足のためにやるには、あまりに費用対効果の悪い
フィールドですし、だから同業者が誰も参入して来ないのですが、
私は自分が嬉しいとか、満足とか、そんなレベルで会社を
やっていない。

では、なぜやるのか。

可能性が1%でもあるからです。

ビジネスとして、高いサービスを提供する中で、
高齢の方や障害がある方も含めて、上質な旅ができる
社会環境を作れる可能性が、今の日本にはあるからです。

高額な旅にこだわる必要はまったくありません。
しかし、
私は、ここまで述べた理由で、

「格安」「激安」の旅を創るつもりはこれからもありません。

お客さまを大切にしたいから、です。

それだけの理由です。

でも、

 参加しやすい旅
 入口の敷居が低い旅
 旅のようすが判る雰囲気を伝える努力

は、まだまだ努力の余地があると感じています。

2,980円のツアーや29,800円の旅は、
ベルテンポではやりません。

それは申し訳ありませんが、諦めてください。

でも、今のベルテンポの課題、

こうすることで、より多くの「期待」に応える
可能性があるのではないか?

多くのアンケートの回答の一言、一言から値千金の
アドバイスを頂いております。

それらをしっかりと反映させた

「新しい形の会員性旅行倶楽部」を
春までにスタートさせますので、ご期待ください。

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コメント

四季がはっきりしているのが北海道の魅力。
冬は寒いものなのです(^^)
雪は降るものですが、
だけど春には必ず溶けるのです。
いろ~んなことがありますが
高萩さんのブログやメールレターにはいつも
元気を頂いています。
そのわかりやすい正直さには
心が温かくなります。
ありがとうございます
誰にでも伝わる やさしい表現は
今の時代においては感動だと思います。

投稿: かんの | 2008年1月13日 (日) 00時12分

かんのさん、札幌は真冬日だそうで。

寒さと闘うのではなく、
心を温かくして、春を待ちましょう。

私もカナダに住んでいた頃、
とてもではありませんが、寒さには対峙できず、
暖かい部屋の中でのんびりしていたのを
思いだします。

お仕事はもちろん、主婦業、子育てと
大変なことばかりだと思いますが、
どうぞ、ご自愛ください。

札幌を中心とした、共演者の広がりを
期待しています。

感動の輪を広げましょうね。

おかげさまで、風邪は大事に至らず、
元気回復しております。

高萩徳宗

投稿: 高萩徳宗 | 2008年1月12日 (土) 20時42分

安さを追及しそれを自分の満足感とする方や
金額の問題ではなく大事な思い出を重視する方
など、旅が好きな人の方々にもいろんな方がいらっしゃるとは思います。
そんな方たちの思った以上のアンケート結果に
まじめに取り組んでいらっしゃる高萩さんの姿が
目に浮かびます。
業界の常識は消費者の非常識
その消費者にもいろいろありますけど・・・
「ベルテンポ」としての旅の作り方が間違っていないからこその笑顔をたくさん見てこられた
高萩さんの「新しい形の会員性旅行倶楽部」
期待しております。

扁桃腺は治りましたか?
病気は心も弱くしますよね。
札幌のこのところの寒さと正月疲れで
私も点滴通いの毎日です・・・

投稿: かんの | 2008年1月12日 (土) 16時43分

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