beltempo.cocolog-nifty.com > Keep Going ホノルルマラソン2005

体の障害や年齢って、なんだろう。障害者と健常者って何が違うの。誰が弱者で、誰が勝ち組?
そんな“世間の常識”がいかに意味にないことか、42.194キロを足を引きずりながら歩くと見えてくることがあります。

2年前まで、自分は「マラソンなんて自分の人生には関係ないスポーツ」だと信じていました。学生の頃から帰宅部で運動などしたこともない。社会人になってからは尚の事、駅の階段を駆け上がっても息が切れるようなレベルです。

最初は調子よく走っていましたが、すぐに膝に来てしまい、後半は本当に辛い時間でした。そして全盲のランナーに次々と抜かれ、近所に買い物に行くかのような格好のおばちゃんに抜かれ、80代の後半であろう、おじいちゃんにも抜かれ、ドラえもんにも抜かれ、最後は両足が義足のランナーにも抜かれました。

“社会的弱者”と定義されているであろう、高齢者、全盲、義足の方は、ここでは弱者でも何でもありません。
ひとりの「平等に走るチャンスを与えられた」人間です。

42.195キロ、26.2マイルの道から、自分の価値観や先入観の「意味のなさ」が見えてきました。

でも、何だかんだ言っても、前に進まないといつまでたってもゴール出来ない。Keep Going. 沿道の声援が胸に響きました。